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TopspinPro(トップスピンプロ)をレッスンで約半年間使った結果(レビュー)

投稿日:2018年11月11日  更新日:

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今回は、巷で話題のTopspinPro(トップスピンプロ)のレビュー記事です。

トップスピンプロをレッスンで使い始めて約半年が過ぎましたので、その効果などについて書いてみたいと思います。

トップスピンプロとは

トップスピンプロとは、その名前から分かるように、トップスピン(順回転)をかける感覚を養うためのトレーニング器具です。

トップスピンプロの公式サイト⇒ Hit Topspin Like a Pro - Learn in 2 Minutes a Day!

使い方は簡単で、下の動画のように、ボールをラケットで回転させるだけです(この動画の中で使用されている器具は、試作段階の物と思われます。)。


Katya learns topspin in 2 minutes

トップスピンプロは、主として、ストロークにおけるトップスピンの習得を目的として使用しますが、ボールとスクリーン(黒のメッシュになっているところ)がセットされている本体は、三脚部分から分離して使用することもできますので、本体を頭の上に持ち上げて、スピンサーブの練習にも使うことができます。

また、公式には説明されていませんが、本体を逆さまにひっくり返せば、スライスの練習にも使用できます。

トップスピンプロの使用感

トップスピンプロにセットされているボールは、ジュニア用のボールのような柔らかいボールです。

トップスピンプロのボールを打つと、ジュニア用のグリーンボールを実際に打って飛ばしたような手ごたえを感じることができます。

トップスピンをかけるスイングが上手くできると、セットされているボールがクルクルと勢いよく回って、気持ちが良いです。

ただ、スピンサーブの練習に使用する時は、器具を斜めに傾けて使用することになるため、ボールと、それを支えている部分との間に摩擦が生じ、ボールは、あまりスムーズに回りません。

トップスピンプロの効果

さて、本題の、この器具のトレーニング効果についてですが、結論を申しますと、かなり高い効果があります

私の生徒の中にも、ストロークでトップスピンをかけることができなかった人がいましたが、トップスピンプロを使った練習をレッスンに取り入れたことで、そのような生徒も全員、トップスピンをかけることができるようになりました。

また、スピンサーブを上手く打つことができなかった生徒に対して、トップスピンプロを使用して、スピンサーブにおけるラケットのスイング軌道をイメージさせたことによって、スピンサーブを上手く打つことができるようになってきました。

このような高い効果が得られることは、当然と言えば、当然かもしれません。

なぜなら、トップスピンをかけるスイングをしなければ、トップスピンプロにセットされているボールを回すことはできず、そのボールを回すことができるということは、すなわち、トップスピンをかけることができる、ということだからです。

実は、このトップスピンプロが、世の中に広まる前、私は、いわゆる腹筋ローラー(車輪の両サイドにハンドルがついた、腹筋を鍛えるためのトレーニング器具)を使って、生徒達にトップスピンをかける感覚を習得させていました。

腹筋ローラーのハンドルを私が持ち、車輪の部分を生徒にラケットで回させる、というシュールな練習を取り入れていました。

このような練習でも効果がありましたので、トップスピンプロを使えば、それと同等以上の効果が得られることは間違いないという確信を持って、私のクラブでも、この器具を導入することに決めたのでした。

このトップスピンプロは、自宅で使用するだけでも十分な効果を得られると思いますが、トップスピンプロで練習した後に、実際にテニスコートでボールを打つ練習を行うと、より効果的です。

トップスピンプロで練習→実際にボールを打つ→トップスピンプロで練習→実際にボールを打つ・・・と繰り返せば、効果は抜群です。

トップスピンプロの短所

トップスピンプロの短所らしき所にも触れておきましょう。

①販売価格

Amazonでの販売価格は、18,800円(税込)です(当記事の最終更新時現在)。

※最新の価格は、こちら⇩でご確認ください。
TopspinPro(トップスピンプロ) 【 国内正規品 】

これは、少しお高いと感じる価格かもしれません。

しかし、トップスピンプロと同じように、スタンドにボールをセットした練習器具である「テニスガイド2」は税込3万円以上の価格ですので、それを考えると、そこまで高価格ではないと言えるのではないでしょうか。

②部品の耐久性

やんちゃな子供が使うと、ラケットがボール以外の部分にぶつかり、すぐにスクリーンの部分にキズが付き、ボロボロになります(T_T)

ですが、スクリーンがボロボロになったとしても、トップスピンプロを使うことによるトレーニング効果には変化がありませんので、そのまま使用することができます。

この記事の最初に掲載している写真に写っているのは、私のクラブで使用している物ですが、実は、スクリーンの一部が破れて穴があいていたり、スクリーンと本体とをつなぐゴムの部分が切れていたりします。

私のクラブには、やんちゃな子供が多いのです。

それでも、実際の使用に支障をきたすことはありません。

また、トップスピンプロにセットするボールやスクリーンは、それだけが単品で販売されていて、新しい物に交換することもできます。

※ただ、これらの部品を単品で販売しているのは、当記事執筆時現在、楽天市場にある「つばさオンラインストア」というお店のみのようです。下に、リンクを貼っておきます。

・TopspinPro(トップスピンプロ) ボール(単品)一個

・TopspinPro(トップスピンプロ) メッシュスクリーン(2枚セット)

トップスピンプロを使用する際の注意事項

トップスピンプロを使用する際のラケットのスイングは、実際にボールを打つ際のスイングと必ずしも同じではありません。

実際にボールを打つ際には、トップスピンをかける場合であっても、ラケットを後ろから前に振りますので、トップスピンプロを使用する際に、そのようなスイングを行うと、ラケットがスクリーンに直撃してしまい、効果的なトレーニングにはなりません。

トップスピンプロを使用する際のスイングは、トップスピンを意図的に多くかける場面でのスイングと考えてよいでしょう。

まとめ

トップスピンプロは、安い物ではありませんが、「トップスピンを思うようにかけられない」という人にとっては、費用対効果は高く、購入する価値は大いにあると思います。

私は、今でも、ほとんど毎日、レッスンで使用しています。

なお、トップスピンプロは、初級者~中級者向けの器具、とされていますが、私(一応、上級コーチです。)も、ラケットでボールをつかむ感覚を確かめるために、自分で使用することがあります。

また、トップスピンをかける際の打点の確認にも使うことができますので、様々なレベルの人に使い道があるかと思います。

今回のレビューは、以上となります。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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